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飲酒 一晩寝れば大丈夫?

飲酒 一晩寝れば大丈夫?
飲酒 一晩寝れば大丈夫?お酒を飲んでも、一晩寝れば大丈夫―。そんなふうに思っていませんか?
警察庁が、2016年に起こった飲酒死亡事故のうち、飲み終わった時刻から死亡事故発生時刻の経過時間が分かっている当事者113人を調べたところ、うち7人が5〜9時間たった後に事故を起こしていました。「9時間以上」という人も2人います。
節度を持ってお酒を楽しむためにはどうすればいいかを専門家に聞いた記事が2018年11月5日の朝日新聞に載っていました。
「一瞬で人生が変わるのが飲酒運転。飲酒量の目安や分解時間の知識があるかどうかがカギです」と話すのは、NPO法人「ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)」代表として、30年以上飲酒問題に携わる今成知美さんです。


飲酒 一晩寝れば大丈夫?厚生労働省では、「節度ある適度な飲酒」の量を、1日平均で「純アルコール20グラム程度」としています。
ビールで換算すると中瓶1本、ウィスキーやブランデーなら、ダブルで1杯。
ASKではこれらを「1単位」とし、飲酒量と分解時間の目安を作成しています。

実際には体形や体質、体調などに左右されますが、1単位を分解するのにかかる時間を「男性は4時間、女性は5時間」として啓発しているそうです。
例えば、チューハイ2缶と日本酒1合を飲めば3単位。男性でも分解しきるまで12時間かかる計算です。
今成さんは「夜遅くまで飲酒すると翌朝はアルコールが残る」と断言します。

2018年10月28日に、日本航空のロンドン発羽田行き便に乗務予定だった男性副操縦士(42)が、法定基準を大幅に上回るアルコールが検出されたとして、現地の警察に拘束されました。
同社によると男性は飲酒後、約20時間たっていましたが、前夜にワイン2本、瓶ビール3本、缶ビール2本を飲んだと話しています。

アルコールの分解時間を把握しておくことの大切さを示す事例です。
また仮眠する、サウナに入る、コーヒーを飲むなどの自己流の酔いざましも危険です。
「飲酒後3〜4時間で “もう酒は抜けた” と判断する人は、酒が残っています。
“自分は酒に強い体質” などと過信せず、分解時間の目安を守ってほしい」と記事はくぎを刺していました。

配信 Willmake143